TRANSLATION CHECK
原文と訳文の照合
翻訳の原文と訳文を1行ずつ突き合わせ、数字・年月日・英大文字の語(製品名・略語)の食い違い、用語表の訳語の使い忘れ、訳抜けを一覧にします。1文ずつ目で見比べたり、マクロを組んだりしなくても、全角・半角や桁区切り、「2026年10月25日」と「October 25, 2026」、「1万9800」と「19,800」のような書き方の違いをそろえてから比べ、行ごとの判定の列をExcelに貼り戻せます。
- Excelの原文と訳文の2列を選んでコピーし、貼り付けます。
- 食い違いのある行の一覧を確かめます(用語表は任意)。
- 「判定の列をコピー」を押し、Excelの空いた列に貼り付けます。
全角の数字・英字は半角として読み、3桁ごとのカンマ(1,250)は1つの数として読みます。年月日として読んだ部分の数字は、数字の照合には含めません。文の意味や訳し方は比べません。
使い方の例
製品の説明文の英訳を、用語表と一緒にまとめてチェックする
- 入力
- 「例を入れる」の表(原文・訳文の2列、見出しと9行。日本語の製品の説明文と英訳)と用語表(クラウド → cloud、保証期間 → warranty period)
- 設定
- はじめの設定のまま(1行目は見出しとして照合しません)
- 結果
- 「9行のうち6行に食い違いがあります。」と表示されます。3行目は「数字:原文だけ「12」、訳文だけ「21」」、5行目は「数字:原文だけ「15」、訳文だけ「14」」、7行目は「英大文字の語:原文だけ「Acme」「Cloud」」、8行目は「訳抜け(訳文が空)」、9行目は「用語:「クラウド」の訳語「cloud」なし」、10行目は「年月日:原文だけ「2026年12月28日」、訳文だけ「December 26, 2026」」です。「1万9800円」と「19,800 yen」、「2026年11月1日」と「November 1, 2026」は同じとみなします。「判定の列をコピー」で、1行目の「判定」と9行の判定の10行がコピーされます。
英語の原文と日本語の訳文を、別々の欄に貼って照合する
- 入力
- 原文の欄:「Acme X200 ships on March 3, 2027.」「The tank holds 2.5 million liters.」「Contact ACME Support for details.」、訳文の欄:「Acme X200は2027年3月3日に出荷されます。」「タンクの容量は250万リットルです。」「詳しくはAcmeサポートまでお問い合わせください。」(それぞれ1行に1文)
- 設定
- 入れ方:原文と訳文を別々の欄に貼る(ほかははじめの設定のまま)
- 結果
- 「3行のうち1行に食い違いがあります。」と表示され、3行目が「英大文字の語:原文だけ「ACME」「Support」」になります(訳文の「Acme」はつづりの大文字・小文字が違い、Support はカタカナで訳されているため)。「March 3, 2027」と「2027年3月3日」、「2.5 million」と「250万」は同じとみなし、「X200」は語として両方にあるので知らせません。
よくある質問
どんな書き方の数字や年月日を、同じものとして比べますか?
全角の数字は半角として読み、「1,250」のような3桁ごとのカンマは1つの数として読みます。「007」と「7」、「1.50」と「1.5」は同じ数です。はじめの設定では、「1万9800」と「19,800」、「2.5 million」と「250万」のように、万・億・兆・千と thousand・million・billion・trillion を数に直して比べます(one・two のような英語の数詞や「12M」のような略記は数に直しません)。年月日は「2026/10/25」「2026-10-25」「2026年10月25日」「令和8年10月25日」「October 25, 2026」「25 Oct 2026」を同じ日として比べ、「10月25日」と「October 25」のような年のない形、「2026年10月」と「October 2026」のような日のない形、「1月」と「January」のような月だけの形、「2026年10月25日〜27日」と「October 25-27, 2026」のような期間も読みます。「令和8年」のような和暦の年だけの形は、西暦の年(2026)として比べます。「10/25/2026」のように年が後ろにある数字だけの形は、月と日の順が決まらないため年月日としては読まず、数字として比べます。
「英大文字の語」では、何を調べますか?
原文にある、大文字を1つ以上含む英語の語(Acme・OS・iPhone・Wi-Fi など)が、訳文に同じつづり(大文字・小文字も同じ)であるかを調べます。製品名・会社名・略語の写し間違いや訳し落としを見つけるためのもので、訳文にだけある語は知らせません。はじめの設定では、英文の文頭にある先頭だけ大文字の語(The・Select など)は除きます(「Acmeの製品です。」のように日本語が続く語は除きません)。「I」と、月・曜日の名(October・Mon など)も調べません。「X200」「A4」のように英字に続く数字は、語の一部として扱い、数字の食い違いとしては知らせません。ただし、相手の文の数字と同じなら「ある」とみなすので、「2026年度」と「FY2026」、「第3四半期」と「Q3」は一致になります。
用語表は、どう書けばよいですか?
Excelの2列(1列目に原語、2列目に訳語)をコピーして貼り付けます。訳語が複数あるときは「warranty period/warranty」のように全角の「/」で区切るか、3列目・4列目に書きます。原文に原語が含まれる行で、訳文に訳語のどれも含まれなければ「用語:「クラウド」の訳語「cloud」なし」と知らせます。英字の大文字・小文字は区別せず、英語の語は語の途中には当たりません(「app」は「application」に当たりません)。用語表の原語に当たり、訳文に訳語がある英語の語(「Save」→「保存」など)は、「英大文字の語」でも食い違いとして知らせません。1行目が「原語」「訳語」などの見出しなら飛ばします。「用語表をこのブラウザに保存する」を選ぶと、次に開いたときも用語表が入っています。
判定の列は、Excelにどう貼り戻せばよいですか?
「判定の列をコピー」を押し、Excelで、原文の1行目(見出しがあれば見出しの行)と同じ行の、空いた列のセルを選んで貼り付けます。貼り付けた表と同じ行数で、元の並び順のままです。見出しの行は「判定」、食い違いのない行と空の行は空欄、食い違いのある行は「数字:原文だけ「12」、訳文だけ「21」」「訳抜け(訳文が空)」などになるので、フィルターで食い違いのある行だけを表示できます。「食い違いの行をコピー」では、食い違いのある行だけを、行の番号・原文・訳文・判定の表としてコピーします。
入力した内容は、どこかに送信されますか?
いいえ。照合する処理はすべてお使いのブラウザの中で行い、貼り付けた原文・訳文・用語表が外部に送信されることはありません。原文と訳文は保存しません。用語表は、「用語表をこのブラウザに保存する」を選んだときだけ、お使いのブラウザの中に保存します(選ぶのをやめると消します)。